ニューモデル

実用的でもスタイリッシュ! 新型「プジョー508SW」が発売開始

ガソリン車2グレード、ディーゼル仕様1グレードを設定

6月27日、プジョー・シトロエン・ジャポンは新型「プジョー508SW」を発売した。モデルラインアップおよび消費税込みの車両本体価格は以下のとおり。

・508SWアリュール:4,420,000円(1.6Lガソリン車)
・508SW GTライン:4,840,000円(1.6Lガソリン車)
・508SW GT BlueHDi:5,170,000円(2Lディーゼル車)

「アリュール」と「GTライン」には180ps/250Nmを発揮する1.6L直列4気筒ガソリンターボを、「GT BlueHDi」には177ps/400Nmを引き出す2L直列4気筒ディーゼルターボが搭載。いずれも8速ATを組み合わせ、前輪を駆動する。WTLCモード燃費は「アリュール」と「GTライン」が14.1km/L、「GT BlueHDi」は16.9km/Lと発表された。

同社が「ステーションワゴンの概念のすべてを変えるゲームチェンジャー」と紹介する新型508SWは、ひと足先に上陸を果たしているファストバックの新型508と同様にデザインコンシャスなスタイリングで登場した。

エレガントに下降するルーフラインとボンネット左右から始まるダイナミックなプレスラインが、それぞれ伸びやかにテールゲートへと進み、見る人の目を離さないダイナミズムを産み出している。508SWでは、508のスタイリングテイストはそのままに、リアオーバーハングを40mm延長し、さらに伸びやかなSWならではのデザイン性とユーティリティが加わっている。ボディサイズは全長4790×全幅1860×全高1420mmで、ホイールベースは2800mmだ。

SW化によって2列目シートのヘッドクリアランスはファストバックに比べて約40mmのゆとりが生まれ、後席の居住性とロー&ワイドなスタイリングとの融合はさらなる高みに到達。また、ラゲッジスペースは530L、さらに分割可倒式の後席をたたんだ場合は1780Lという大容量を誇る。ちなみに荷室容量は従来型より182L拡大(後席をたたんだ場合は243L拡大)している。

新型508SWはスタイリングを重視しているものの、ステーションワゴンとしてのユーリティリティにも注力されている。SW専用装備として、ラゲッジフックレール、セパレーションネット(=ドッグネット、GTライン/GT BlueHDiに装備)、ステンレスシルプロテクター、トノカバー、ルーフレールが備わっている。そのラゲッジシルはファストバックに対して30mm低く、24mm幅広い。また、リヤシートのワンタッチフラット機能とハンズフリー電動テールゲート(GTライン/GT BlueHDiに装備)はファストバックと共通の仕様となっている。

現行プジョー車ではお馴染みとなった「i-コックピット」は、進化版を採用。レーンポジショニングアシストやアクティブクルーズコントロール、ナイトビジョン、第2世代版のアクティブセーフティブレーキといった先進運転支援機能も充実している。

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