フル電動ベントレーの登場にも期待がかかる
ベントレーモーターズ アジアパシフィックは2021年、過去最高の販売実績を達成したと発表した。ベントレーモーターズは昨年、アジア太平洋地域で1,651台を納車し、前回記録となった2020年(1,203台)に対して37%増。これを要因のひとつとして世界における販売台数も過去最高となり、2021年の全世界での同社総販売台数は14,659台(31%増)となる。
韓国における驚異的な伸びとベンテイガの高人気
具体的には、日本は596台(30%増)を販売、韓国は+71%という非常に大きな伸びを示して506台、さらに、オーストラリアとニュージーランドでは272台(33%増)、東南アジアでは277台(13%増)を販売、過去最高の販売台数となったとのこと。これは、アジア太平洋地域で605台を販売したベンテイガの成功によるもの(2021年総販売台数の37%)と分析される。
フライングスパーは、特に韓国と東南アジアでの強い需要に支えられ、前年比180%増の560台(2021年販売台数の34%)。コンチネンタルGT(コンチネンタルGTコンバーチブルを含む)も人気は高く、アジア太平洋地域で481台(2021年販売台数の29%)とのこと。
ベントレーモーターズ アジアパシフィックのリージョナルディレクターであるニコ・クールマンは、次のように述べている。
「ベントレーモーターズ アジアパシフィックにとってまたとない記念すべき年を迎えましたが、これからの数年間、私たちはお客様のために特別な旅を創造し続けることを決意しております。ビヨンド100戦略を通じて、私たちは持続可能なラグジュアリーモビリティのグローバルリーダーとなるべく、ビジネスのあらゆる側面を改革し、モダンラグジュアリーライフスタイルブランドとして革新していくことをお約束します。ハイブリッドモデルの導入により、私たちはこの地域におけるベントレーの電動化の新しい波への道を切り開こうとしています。ベントレーネットワークは、近い将来、初のフル電動ベントレーを迎えるための準備も進めています」