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新レベルのパフォーマンス! ロータス、「ターボSE」を含む「エミーラ」の新ラインナップを発表

パフォーマンス・フラッグシップ「ターボSE」が追加になり、ファーストエディションに代わってターボSEと「エミーラV6」が登場

ロータスは「エミーラ」のラインナップを一新し、「エミーラV6」に加え、よりパワフルな「エミーラ ターボSE」を追加した。エミーラ ターボSEは、スーパーカーのような印象的な外観、印象的なライン、スリリングなダイナミック性能など、自動車業界が期待する特性をベースにしながら、パフォーマンスとデザインを強化し、乗り心地とハンドリング、卓越したエアロダイナミクスを独自に融合させている。

過去の名前が再び蘇る
新しいエミーラ ターボSEのネーミングは、ロータスの豊かな歴史に由来。エミーラ ターボSEは、2L直列4気筒ターボエンジンを反映しているだけでなく、ターボが初めて搭載された時代へのオマージュでもある。具体的には、この技術を採用した初期の市販スポーツカーのひとつである「ターボ エスプリ」が発表された1980年のことである。

さらに、エミーラ ターボSEは、SEがもともとオプションの「特別装備」パッケージであり、タイプ14エリートに初めて導入された時代を指している。また、「タイプ26エラン」「エランSEターボ」「ロータス・コルチナ」「エランS3」「エランS4」「プラス2」にも採用された。

さらに、ロータスは歴史的にSEという呼称を、より高出力でより標準装備が充実していることを示すために使用しており、「エスプリ ターボSE」「エクセルSE」「エランSE」「ヨーロッパSE」などがその例である。ロータスの「SE」ネーミングに忠実であるために、エミーラ ターボSEは、性能と装備のレベルアップを反映する「SE」を採用している。

【写真8枚】パワーとトルクの向上などにより、これまでで最も速いエミーラを実現 

パフォーマンスの向上
テクノロジーパートナーであるAMGから供給された4気筒可変ジオメトリーターボエンジン*と8速DCTギアボックスを搭載したエミーラ・ターボSEの出力は400bhp(+40bhp)、トルクは50Nm増の480Nmに向上した。

最高速度は290km/h (+18km/h) 180mph (+11mph)、0-100 km/h (0-62mph) の加速タイムはわずか4.0秒と、さらに速くなった。ロータスのエミーラ哲学である「For The Drivers」をさらに高い次元へと引き上げる。

SE:特別装備
エミーラ ターボSEには、スポーツ・サスペンション・セッティング、アップレートされたクロス・ドリルド&ベンチレーテッド2ピース・ブレーキ・ディスク、ローンチ・コントロールを含むロータス・ドライバーズ・パックが標準装備されている。

さらにパフォーマンスの向上に加え、さまざまなコアデザインも特徴としている。新たに仕上げられた20インチVスポーク鍛造サテングレーホイールが標準装備されるほか、ジンクグレーペイント、アルカンターラヘッドライナー、レッドブレーキキャリパー、新「エミーラ ターボSE」バッジ、新しいブラックロータスブランド、ブラックロータスバッジとテールパイプなどが採用されている。

新型ロータス・エミーラ・ターボSEの価格は89,500ポンド(約1716万円)から。

エミーラV6
エミーラの顧客は、もちろんロータス・エミーラV6を選択することができ、400bhpのチャージクーラーとスーパーチャージャーを備えた3.5L V6エンジンは、標準の6速マニュアルまたはオプションの6速オートマチックトランスミッションと組み合わされる。

エミーラV6には、クロス・ドリルド&ベンチレーテッド2ピース・ブレーキ・ディスク、グッドイヤー製イーグルF1スーパースポーツ・タイヤ、ツーリング・サスペンション、マニュアル・モデル用リミテッド・スリップ・ディファレンシャル(LSD)などの高性能装備が採用されている。

また、ヘッドライニング、Aピラー、キャントレールにはブラックのテクニカルファブリックが採用され、新モデルのブランディングが施されている。ロータス・エミーラV6の価格は92,500ポンド(約1773万円)から。

英国ヘセル製
エミーラ・スポーツカー・シリーズは、1966年以来、多くの先代モデル同様、ロータスの英国ヘセルの工場で生産されている。1億ポンド(約191億6300万円)以上の投資後、最新鋭の生産施設で生産が行われ、最近では1万台目のエミーラが生産ラインから搬出された。

10,000台目のエミーラの生産は、単に生産台数の達成というだけでなく、ロータスのどのモデルよりも速い生産速度でもある。ヘセルの生産能力は、10年前は年間1,500台程度だったのに対し、現在は年間約5,000台となっている。

ロータスはすでに、30年近く生産してきたエスプリを上回る数のスポーツカー、エミーラを生産している。エミーラは 「メイド・イン・ヘテル 」であり、効率と品質を向上させる新しい工程と技術によって支えられている。

ロータスは「ロータス・エミーラは、ロータスのロードカーの中で最も完成度の高いモデルです。美しいプロポーションと、オール・エレクトリック・ハイパーカーであるエヴィーヤにインスパイアされた見事なデザインは、完璧なパッケージです。

エミーラは、ロータスの偉大なクルマに見られるすべてのスリルとヘッドターンの特性を備えたジュニアスーパーカーであると同時に、快適性と機能性に優れ、目の肥えたドライバーが求める最新技術を満載した日常的なスポーツカーでもあります」というコメントを出している。

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