VW「Golf R Black Edition II」が500台限定で発売
フォルクスワーゲン ジャパンは2026年6月30日、2025年に403台限定で導入され大きな反響を呼んだ「Golf R Black Edition」の第二弾となる限定車、「Golf R Black Edition II」を発表し、同日より全国のフォルクスワーゲン正規販売店にて販売を開始した。販売台数は全国限定500台となっている。
【画像13枚】ファン待望の専用色追加! アクラポビッチ製マフラー&ドリフトモード搭載の最強ハッチが500台限定で上陸
ファン待望の新色「ドルフィングレー」を初採用
今回の「Golf R Black Edition II」の大きなトピックは、Rモデルとして初採用となる専用ボディカラー「ドルフィングレーメタリック」の設定だ。このダークグレーは、昨年実施されたイベント「Thrilling R」の参加者アンケートで最も要望が高かったカラーであり、ファンの声に応える形で導入された。カラーバリエーションは、「ドルフィングレーメタリック/ブラックルーフ」と、有償オプションカラー(77,000円)となる「ラピスブルーメタリック/ブラックルーフ」の2色展開となっており、Rモデルならではのスポーティな個性をより鮮明に際立たせている。
エクステリアは、ミラーハウジング、ヘッドライト内加飾、ブレーキキャリパー、前後エンブレム、そして19インチの軽量鍛造ホイール「Warmenau」をブラックで統一。さらに、標準のGolf Rよりも大きなダウンフォースを生み出す、大型ブラックツートーンリアスポイラーを装備し、高速域での安定性とコーナリング性能を向上させた。
アクラポビッチ製チタンマフラーとパフォーマンスパッケージを標準装備
走行性能の要として、リアにはハイパフォーマンスモデルの象徴であるAkrapovič(アクラポビッチ)製チタンエキゾーストシステムを採用。軽量チタン素材により車両全体の軽量化に貢献するだけでなく、アクセル操作に応じて明瞭に変化するレーシーなサウンドが、Rモデルならではの高揚感あふれるドライビング体験を一層際立たせる。
さらに、パフォーマンスパッケージが標準装備となっており、最高速度は従来比プラス20km/hとなる270km/hに引き上げられた。あわせてドライビングプロファイルには「ドリフト」および「スペシャル」の2つのモードが新たに追加され、走行シーンに応じてRモデルの持つ高いパフォーマンスを最大限に引き出せるよう機能強化が図られている。
装備充実でも「価格据え置き」の驚き
インテリアには、スポーティかつ上質な空間を演出するカーボンデコラティブパネルを採用。また、Rモデル初となるマイクロフリース仕上げのマルチファンクションステアリングホイールを新たに装備し、上質な触感によりスポーツドライビング時のグリップ性能とコントロール性を高めている。
これだけの特別装備を追加しながら、車両本体価格は先代の「Golf R Black Edition」と同価格の7,899,000円(税込)を維持している。商品価値が一段と高められた、極めて魅力的な限定車に仕上がっていると言えるだろう。
【ル・ボラン編集部より】
特別装備を追加しながら価格を据え置いたフォルクスワーゲンの矜持に舌を巻く。アクラポビッチ製マフラーが放つ官能的な咆哮や、ドリフトモードという非日常の過激さを備えつつも、市街地での実用性を平然とこなす懐の深さは健在だ。熱狂と平穏という相反する要素を極めて高い次元で両立させた本作は、歴代モデルが連綿と受け継いできた「羊の皮を被った狼」という哲学の一つの到達点と言える。ファン待望の専用色を纏う500台は、Cセグメントの王者が放つ円熟の極みである。












