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「伝説」のケアもぬかりなし? ランドローバーが旧「ディフェンダー」のアップグレードパーツを発売

足まわりを中心に展開。オンロードパフォーマンスをさらに高める

7月31日、ランドローバーのクラシックワークス部門は従来型「ランドローバー・ディフェンダー」のアップグレードキットを発表した。

このアップグレードキットは、2018年にディフェンダーの誕生70周年を記念した限定モデル「ディフェンダー・ワークスV8 70thエディション」にインスピレーションを得て作られたもの。1994年から2016年の間に製造された「ディフェンダー90」、またはロングホイールベース版の「ディフェンダー110」をアップグレードさせることができる。

発表されたパーツを見ていこう。サスペンション・アップグレードキットは、スプリングレートを変更したサスペンションやアンチロールバー、ブッシュなどで構成され、快適性とダイナミクス性能をさらに向上させる。

ハンドリング・アップグレードキットは、「ワークスV8」仕様のブレーキディスクやブレーキパッド、キャリパーに加えて、「ソートゥース(のこぎり歯)」デザインの18インチアロイホイールや、BFグッドリッチのオールテレインタイヤ(サイズは265/65R18)がラインアップされ、足まわりの強化に寄与する。

そして2012年モデル以降に製造された2.2Lのディーゼル「TDCi」仕様車には、先述のキットに加えてエンジンのアップグレードも可能。エンジンのスペックは40ps上乗せされた162ps(最大トルクは463Nm)となり、最高速は106マイル(約170km/h)を実現する。

これらのアップグレードキットは、「ワークスV8」と同様にテストされランドローバー・クラシックの規格に準拠。さらに二酸化炭素排出量を含めて欧州の定める商業車規格を満たしている。なお、これらのキットを装着すると「ランドローバー・クラシックワークス」の特製バッジが装着される。

キットの価格は今のところ、18インチホイールが1本432ポンド(約5万6000円)であること以外は公表されていないが、詳細は特設サイトクラシックパーツ/アクセサリーのサイト(いずれも英語版)で確認することができる。

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