ニューモデル

フルオープンSUVがフォルクスワーゲンから! 「Tロック・カブリオレ」が発表

9秒で開くソフトトップを採用。9月のフランクフルト・モーターショーで初披露

8月14日、フォルクスワーゲンはコンパクトSUVの「Tロック」にソフトトップルーフを備えた「Tロック・カブリオレ」を設定。9月12日に開幕するフランクフルト・モーターショーで初披露すると発表した。

日本に導入されていないので馴染みのないモデルだが、Tロック(T-ROC)は2017年8月に発表されたBセグメントクラスのSUV。クーペライクなルーフラインを持つスタイリッシュなフォルムが特徴で、1L直列3気筒ターボや1.5Lまたは2Lの直列4気筒ターボ、1.6Lまたは2Lのディーゼルターボといったエンジンを搭載している。

このたび発表されたTロック・カブリオレは、ソフトトップを備えたオープンバージョン。ファブリック製ルーフは、コンソールに備わるスイッチひとつで開閉が可能。開閉時間は9秒と速く、車速が30km/hまでなら走行中でも開閉操作ができる。キャビン後方にはロールオーバープロテクションが内蔵されており、仮にオープン走行時に横転した場合はプロテクションが上方に跳ね上がり、乗員の安全性を確保する。

搭載されるエンジンはガソリン仕様で、115psを発揮する1L直列3気筒ターボや、150psを発揮する1.5L直列4気筒ターボを設定。トランスミッションは6速MTまたは7速DSG(DCT)が組み合わされる。

装備面では、コネクティッド技術を導入した新世代のインフォテイメントシステム「MIB3」をはじめ、最大で8インチサイズのセンターディスプレイを採用するなど、デジタル技術を積極的に導入。オプションで11.7インチの「アクティブ・インフォ・ディスプレイ」が設定されるなど、デジタルなコックピットが構築可能だ。

内外装のトリムパッケージは、「スタイル」と「Rライン」を設定。Rラインはスポーツ志向のコスメティックが採用され、外観ではフロントフォグランプや専用デザインバンパー、速度感応式ステアリングのプログレッシブステアリングといったアイテムが装備される。

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