ニュース&トピックス

伝説のドリフト実車も登場! ベントレー特別仕様「スーパースポーツ」と新型「コンチネンタルGT S」が東京タワーで日本初公開

ベントレー・スーパースポーツ特別仕様とマイク・セイヤー氏
ベントレー・スーパースポーツ特別仕様とマイク・セイヤー氏(右)
ベントレー・スーパースポーツ特別仕様
ベントレー・スーパースポーツ特別仕様とマイク・セイヤー氏

世界限定500台のピュアICE&最新PHEVが日本初上陸

東京タワーの特設会場にて2026年6月20日、ベントレーの新たなパフォーマンスモデルの登場を祝うローンチイベント「Bentley Supersports and New Continental GT S Launch」が開催された。映像作品で使用された特別仕様の新型「スーパースポーツ」や日本初公開の新型「コンチネンタルGT S」が展示されたほか、ベントレープロダクト責任者であるマイク・セイヤー氏が来日し、メディアラウンドテーブルも開催された。夜には東京タワーが伝統のレーシング・グリーンに染め上げられた。特別な一日となった本イベントの模様をお届けする。

【画像27枚】伝説のドリフト実車を激写!油圧式ハンドブレーキや専用2シーターなど、ベントレー「スーパースポーツ」の細部を見る

トラヴィス・パストラーナが操った唯一無二の特別仕様車

会場でひときわ目を引いたのが、今年1月に公開された映像作品『SUPERSPORTS: FULL SEND』で実際に使用された特別仕様の新型スーパースポーツ。モータースポーツ界のレジェンドであるトラヴィス・パストラーナが、英国クルーにあるベントレー本社内で圧巻の精密ドリフトパフォーマンスを披露した際に乗っていたまさにその一台だ。

最高出力666psを誇る後輪駆動モデルをベースとし、撮影のためにリアアクスルを瞬時にロックできる油圧式ハンドブレーキなどの専用装備が追加されている。たった一度のパフォーマンスのためだけに製作された、量産モデルとは一線を画す希少な車両を間近で見ることができる非常に貴重な機会となった。

また、会場にはそのパフォーマンスを疑似体験できる本格的なドライビングシミュレーターも用意され、多くの来場者の関心を集めていた。

ベントレーのプロダクト責任者であるマイク・セイヤー氏によると、新型スーパースポーツは、初代誕生から100年という節目を迎えて「スーパースポーツ」の名称を復活させた非常に重要なモデル。初代モデルがわずか18台のみ製造されたのに対し、今回の新型モデルは世界限定500台での生産となった。この新型は、過去85年間で最も軽量なベントレーであり、コンチネンタルGTシリーズのバリエーションとして初めて車重が2トンを下回るモデルであるという。

また、ハイブリッドシステムを搭載せず、純粋な内燃機関(ICE)エンジンを採用しており、コンチネンタルGTとして初めての後輪駆動(RWD)を採用したモデルなのもトピック。カーボンブレーキやチタンエキゾーストが標準装備され、ピレリ製のパフォーマンスタイヤを装着。空力を最優先したデザインが施されており、フロントスプリッターやリアスポイラー、カーボンファイバー製ディフューザーが連携して最大300kgのダウンフォースを発生。後部座席を廃止した2シーター仕様であり、カーボンファイバーを多用したインテリア空間が特徴となっている、と語られた。

走りを追求した新型コンチネンタルGT Sも登場

さらに、ベントレーを代表するグランドツアラーの最新スポーツモデルである新型コンチネンタルGT Sも日本のファンの前に姿を現した。最高出力680ps、最大トルク930Nmを発揮するハイパフォーマンス・ハイブリッド・パワートレインを搭載し、0-100km/h加速わずか3.5秒という圧倒的な動力性能と、純電動走行による静粛性を高次元で両立。

エクステリアにはブラックライン・スペシフィケーションが採用され、ダーク仕上げのグリルなどが精悍でスポーティな存在感を放っていた。インテリアにも上質な素材が用いられ、スポーティネスとラグジュアリーが見事に融合した空間に仕上げられている。電子制御リミテッド・スリップ・デフをはじめとする先進のシャシー技術も搭載されており、ドライバーに卓越した体験をもたらす走りのモデルであることが実車からもひしひしと伝わってきた。

マイク・セイヤー氏は、「今後は既存の顧客層を大切にしつつ、新たなファン層の開拓も目指しています。前日に行われた『Cars & Coffee』のようなイベントを開催し、若い世代に対してベントレーの異なるスポーティな一面をアピールしています。今年9月には、ブランド初となるEVモデルの発表を予定していますが、EVであっても“電気自動車である前に、まず優れたベントレーであること”が最優先されており、静粛性、快適性、余裕のあるトルクといったブランドの価値観を損なうことなく設計されています。ぜひご期待ください」と語った。

東京タワーが伝統のレーシング・グリーンに染まる

イベント当日の夜には、両モデルの上陸を記念した特別な演出として、東京タワーがベントレー伝統のカラーであるレーシング・グリーンにライトアップ。日没後の19時15分頃から深夜にかけて、東京のランドマークが一夜限りの特別な装いをまとい、ベントレーの世界観を鮮やかに表現した。

圧倒的なパフォーマンスを誇る二つの特別なモデルの実車展示と、首都の夜空を彩る象徴的なライトアップによって構成された今回のイベントは、ベントレーの新たな挑戦と尽きることのない魅力を日本のファンに強く印象付ける素晴らしい場となった。

【ル・ボラン編集部より】

映像作品『SUPERSPORTS: FULL SEND』で実際に使用された特別仕様の新型スーパースポーツに実際に座ることができて、縦引きサイドブレーキも触れられて感動しました(笑)。マイクさんに、「あの映像はかなり過激な走りでしたが、撮影中に冷や汗をかくようなエピソードはありましたか?」と質問したところ、「一度だけ彼がスピンしそうになって、マリナーモデルにぶつかりそうになって、ドキドキしました(笑)。でも、そういう場面はその一度きりで、トラヴィス・パストラーナのドライビングは完璧でした」というお話が聞けました。まだご覧になっていない方は『SUPERSPORTS: FULL SEND』でチェック!〈編集長・京谷〉

【画像27枚】伝説のドリフト実車を激写!油圧式ハンドブレーキや専用2シーターなど、ベントレー「スーパースポーツ」の細部を見る

Photo: Bentley Motors, LE VOLANT
LE VOLANT web編集部

AUTHOR

注目の記事
注目の記事

RANKING