アルファード一強市場に激震!? ホンダが放つ「次世代フラッグシップミニバン」の脅威
国内のLクラスミニバン市場は、トヨタ「アルファード」「ヴェルファイア」が圧倒的なシェアを誇り、日産の新型「エルグランド」投入によって競争はかつてない激しさを増している。この巨大かつ高収益な市場に対し、ついにホンダが沈黙を破り、新たなフラッグシップミニバンを投入するとのスクープ情報が飛び込んできた。
【画像3枚】打倒アルファードなるか!? ホンダ「幻の最上級ミニバン」エリシオン後継がついに復活の噂
オデッセイでは破れない「VIP需要」の厚い壁
現在、ホンダの国内ミニバンラインアップの頂点に立つのは「オデッセイ」である。低全高パッケージが生み出す卓越した走行性能は唯一無二の魅力だが、「ショーファーカー」としての極上の快適性や、広大な後席空間を至上命題とするLクラスミニバンとは、本質的にキャラクターが異なる。
法人需要やVIP送迎といったセグメントにおいて、アルファードやエルグランドの後塵を拝しているのは否めない。高収益が期待できるLクラス市場にフラッグシップが存在しないことは、ホンダの商品戦略上、看過できない課題となっているのだ。
伝説の「エリシオン」復活か? 予想される驚愕のスペック
この状況を打破すべく検討されているのが、新たな最高級ミニバンの投入である。実現すれば、かつて販売されていた「エリシオン」の実質的な後継モデルとなり、長らく不在だったLクラスミニバン市場へ約15年ぶりに再挑戦することになる。なお、中国市場では現在も「エリシオン」の車名が継続して使用されていることから、日本向けに新型モデルが投入される場合は、新たなネーミングが与えられる可能性が高い。
スクープ班が制作した予想CGからは、全長5m級の堂々としたボディにワンモーションフォルムを採用した姿が確認できる。ブラックアウトしたフロントフェイスには上下分割式ヘッドライトと大型グリルを組み合わせ、縦方向のエアインテークを備えることで、ショーファーカーらしい存在感とホンダらしい先進性を表現した。さらにサイドビューでは大胆なキャラクターラインを取り入れ、従来のミニバンとは一線を画すダイナミックなシルエットとなっている。
走りの要となるパワートレインには、ホンダ最新世代の2モーター式ハイブリッド「e:HEV」の搭載が有力候補として考えられている。高い静粛性と優れた燃費性能は高級ミニバンに求められる快適性との相性も良く、フラッグシップモデルにふさわしい走りが期待される。また、電動化を積極的に進めるホンダだけに、将来的にはPHEV仕様が追加される可能性も考えられる。
安全装備についても、最新世代の「Honda SENSING 360+」など先進運転支援技術が採用されることが期待される。高速道路でのハンズオフ支援をはじめとする機能が備われば、長距離移動の多いVIPカーとしてはもちろん、Lクラスミニバンとしての商品力はさらに高まるだろう。
価格は最高800万円? 頂上決戦の行方
価格については650万円前後から、上級グレードでは800万円近い価格帯になるとの見方もある。これが実現すれば、アルファード、ヴェルファイア、そして新型エルグランドを真正面からライバルに据えることになりそうだ。 現段階では構想レベルの情報であり、公式の発表はないものの、今後の動向から目が離せない。アルファード、ヴェルファイア、そして新型エルグランドが競い合う国内最高級ミニバン市場に、ホンダはどのような答えを示すのか。新たなフラッグシップ構想の行方に注目したい。
【ル・ボラン編集部より】
かつて初代エリシオンが高級ミニバン市場に与えた影響は少なくないが、以降のホンダはオデッセイで低全高による走行性能を突き詰める独自の道を歩んできた。しかし、VIP層が求める絶対的な空間的ゆとりと「走りのホンダ」という哲学は、長らく相容れない課題であった。最新のe:HEVという武器を得た今、巨大な箱型ボディの静粛性とドライバーズカーとしての熱情はいかにして共存するのか。アルファード一強の市場に挑む新たなフラッグシップは、ホンダのミニバン史における重要な試金石となるだろう。
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