プジョースポールとのコラボモデルを視野に
10月上旬に開催されたパリ・モーターショーで、プジョーは3008や新型508/508SWのプラグインハイブリッドモデルを披露し、電動化戦略の推進をアピールした。同時に、2019年以降に登場する新型車は、すべてに電動化技術が用いられることも発表された。
その電動化戦略にはフルEVモデルも含まれている。その一環として、次世代の自動運転も視野に入れたEVスポーツのコンセプトとなる「プジョーEレジェンド・コンセプト」も、同ショーで公開された。
プジョーの電動化技術は今後、ハイパフォーマンスモデルのカテゴリーにも導入していく見通しで、2020年には新型モデルの開発に着手。WRC(世界ラリー選手権)での実績を持つプジョースポーツが開発にかかわることで、プジョーらしいハイパフォーマンスを電動化技術で表現していく方針だ。
プジョーのハイパフォーマンスモデルといえば、現行ラインナップでは208や308に設定されている「GTi」だが、今回の発表内容から判断すると、将来GTiモデルにも電動化技術が採用されることになりそうだ。