「マツダ3」としては2世代続けての受賞に
新型「マツダ3」が、世界で最も権威のあるデザイン賞のひとつである「2019年レッド・ドット賞」のプロダクトデザイン部門で「ベスト・オブ・ザ・ベスト賞」を受賞した。ベスト・オブ・ザ・ベスト賞は、プロダクトデザイン部門における最高の賞で、特に優れている工業製品に贈られるものだ。
新型マツダ3は、日本の美意識の本質を体現することを目指す、深化した「魂動デザイン」を体現。ワンモーションのシンプルな動きでフォルムを描きつつ、繊細なボディ造形による光の移ろいやリフレクションの動きによって、これまで以上に力強く、より自然な生命感をつくり込んでいる。
マツダのデザイン・ブランドスタイルを担当する前田育男常務執行役員は、今回の受賞に際して以下のようにコメントしている。
「新型マツダ3は、日本の美意識の本質を体現することを目指す「魂動デザイン」第2ステージの幕開けを飾るモデルです。今回の受賞は、デザイナーだけでなく、設計や生産技術のエンジニアなど、このクルマのデザインに携わったすべてのメンバーの情熱と努力のたまものであり、全員でこの喜びを分かち合いたいと思います」
レッド・ドット賞は、ドイツの「ノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター」が主催するデザイン賞で約60年の歴史を持つ。世界各国から応募された自動車に限らない幅広いカテゴリーの工業製品から、デザインの革新性、機能性、人間工学などの9つの基準に基づき審査され、クオリティの高いデザインに贈られる「レッド・ドット賞」をはじめ、その中でも最高位の「ベスト・オブ・ザ・ベスト賞」のほか、特別賞である「オーナラブル・メンション賞」などがある。
マツダ3は、2014年に3代目のハッチバックが「レッド・ドット賞」を受賞。今回で2世代続けての受賞となる。
なお、マツダにおけるレッド・ドット賞の受賞歴は以下の通り。
2013年:マツダ6=レッド・ドット賞
2014年:マツダ3ハッチバック=レッド・ドット賞
2015年:
マツダMX-5=ベスト・オブ・ザ・ベスト賞
マツダCX-3=レッド・ドット賞
マツダ2=オーナラブル・メンション賞
2017年:マツダMX-5RF=ベスト・オブ・ザ・ベスト賞