サイズはかなり小さい、マツダCX-3級か?
ジャガーブランド初のSUVであるFペースが発売されたばかりのタイミングだが、はやくもこれに続く2番手モデルとなるEぺースの情報が入ってきた。サイズはよりコンパクトなBセグメントで、現行ディスカバリー・スポーツや次期イヴォークとプラットフォームを共有する。よってFF横置きエンジンベースであり、モノコックもFペースのようなアルミではなくスチール製だ。
なぜBセグメントなのか?というと、このクラスは非常に伸びざかりで、例えば北米などでは販売比率でもはや中型サルーンをも凌ぐマーケットに成長しているから。汎用ブランドだけでなく、その中のプレミアムゾーンもパイが大きくなっているのだ。ジャガー・ランドローバー社のSUV戦略はイヴォークのヒットで大きく躍進したが、ジャガーブランドの姉妹車を投入することで、さらなる伸張を期す。
スクープ写真はごく初期段階の機能検討用車両のようで、外装は細部の寸法こそ異なるが、ほぼイヴォークの部品でできている。ただし擬装の下にはすでにジャガーらしいノーズコーンとグリルが取り付けられているようにも見える。Fペースのデザイン流儀に習うなら、ボディ後端はもっと絞り込んだ形状になるのだろうし、現時点の先行試験車は、デザインについても最終形とはかなり異なるものと思われる。
-
-
Text:Makoto TAKEHIRA Photo:Apollo News Service
-
-
-
-
-
-