中国から導入されるコンパクトSUV
ルノーは10月2日に開幕したパリ・モーターショーにおいて、新型EV「ルノーK-ZE」をワールドプレミアした。
K-ZEは、手頃な価格で手に入るグルーバルEVとして開発。ルノー・グループの電気自動車技術を活かした欧州Aセグメントに属するコンパクトサイズのSUVで、航続距離は250kmをマークする。エクステリアは独創的でありながらスポーティ。家庭用電源のほか公共の充電ステーションにも対応している。リアパーキングセンサーやリアビューカメラ、ナビゲーションと各種サービスが接続されたセントラルスクリーンなど多彩なアイテムが装備される。このK-ZEはこのところ市場が急成長している中国市場から導入される見通しだ。
同ショー開幕前夜に行なわれた記者会見ではさらに、2020年にクリオ(日本名ルーテシア)とメガーヌ、そしてキャプチャーにハイブリッドモデルを設定する計画が明らかにされた。
また、モバイルコンテンツの未来像を示す「AEX(Augmented Editional Experience)」の新しいビジョンを発表。コネクティッドサービスやメディアを融合した新しいインフォテイメントシステムとして音声認識機能といった先進技術を活用する。同ショーのルノー・ブースでは、特別展示によってAEXに関するデモンストレーションを行なう。