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アウディ初のコンパクト電動SUV、Q4 e-tron/Q4 スポーツバックe-tronが今秋発売予定!

e-tron第3弾はプレミアムコンパクトSUV

アウディジャパンは同社の電気自動車e-tron第3弾となるプレミアムコンパクトSUV、新型アウディQ4 e-tron / Q4 スポーツバック e-tronを公開、全国のアウディe-tron取扱正規ディーラー(104店舗、2022年1月現在)を通じて本年秋以降に発売予定であると発表した。

アウディの電気自動車e-tron第3弾となるAudi Q4 e-tron

アウディQ4 e-tronは、電気自動車専用プラットフォームMEBを採用し、全長4.59m、全幅1.87m(欧州値)とQ3とQ5のあいだに位置するコンパクトなボディサイズながら、インテリア全長はQ5を凌ぎ、室内空間、荷室は上位モデルに匹敵するスペースを実現。荷室容量は520L(Sportbackは535L)を確保している。

クーペSUVのSportbackもラインナップされる

ボディタイプは、存在感のあるフォルムのSUVとスタイリッシュなクーペSUVのスポーツバックの2つのタイプを設定。エクステリアは、短いフロントオーバーハング、筋肉質なフェンダー、美しいルーフライン、柔らかく流れるようなサイドライン、ワイドなプロポーションを強調する水平基調のリヤエンド、最新のアウディQファミリーに共通するオクタゴン(8角形)かつ開口部のないシングルフレームグリルなど、ひとめでアウディの電気自動車とわかる独自のデザイン言語を採用。また、マトリクスLEDヘッドライトには、量産車として世界初となるMMIを通じて4つのデザインから選択可能なデジタルデイタイムランニングライトを備える。

空力性能にも注力しており、電動開閉式の冷却エアインレットやフロントスポイラーに対し垂直に配置されたディフレクター、立体的なホイールディフレクター、空力性能を最適化したデザインのエクステリアミラーハウジング、テールゲートのサイド部分(SUV)やリヤスポイラー(スポーツバック)などにより、Cd値はSUVモデルであるにもかかわらず、Q4 e-tron が0.28、Q4スポーツバックe-tron は0.26を実現。

インテリアは、センタークラスターがドライバーに向けられたドライバーオリエンテッドなデザインを採用。特徴的なセンターコンソールと専用デザインのシフターを装備するほか、メーターには10.25 インチのアウディバーチャルコックピットを、センターには11.6インチの MMIタッチディスプレイを配置することによって、フルデジタルのコックピットを形成している。ステアリングホイールは、アウディ初となる上下ともにフラットな形状で物理ボタンのないシームレスなタッチ式となっている。

また、フロントスクリーンには上下2つに分けて情報を表示するARヘッドアップディスプレイをコンパクトセグメントとしては日本初導入。上部には、ナビゲーションや車線逸脱警告等を、フロントガラス越しの視界に映像を重ねて約10m前方に表示し、下部には速度などの主要な情報を約3m前方に表示することが可能だ。

パワートレインは、システム電圧400Vのテクノロジーを使用した総容量82kWh(実容量77kWh)の駆動用バッテリーを、前後アクスル間の床下に搭載。リヤアクスルに1基の電気モーターを搭載し、後輪を駆動する。駆動用電気モーターは最高出力150kW、最大トルク310Nm を発揮。0-100km/h加速は8.5 秒。一充電走行距離は516km(欧州値)を誇り、200Vの普通充電は、標準は3kWで、オプションとして最大8kWまで対応。急速充電はCHAdeMO規格の125kWに対応しており、125kWであれば5%から80%まで38分で充電可能(理論値)となっている。

さらにアウディQ4 e-tronは、通常とは異なるモーター始動・停止方法を採用しており、着席してスタートボタンを押す従来の方法か、もしくはブレーキペダルを踏むだけでイグニッションをONに、停車時はサイドブレーキボタンを押し、ブレーキを離すとイグニッションOFFにすることが可能だ。走行中の回生ブレーキの強さはパドルシフトで3段階に調整が可能で、アウディ初のBモード(パドルシフトで最大のレベル3に相当)も備えており、アクセルペダルだけで速度調整が出来るワンペダル走行も味わうことができる。

そのほかにも最新の安全技術とアシスタンスシステムを搭載。フロントカメラをはじめ、車体前後に中距離レーダーと超音波センサーを、また車体前後と左右ミラーに計4つの360°周辺環境カメラを内蔵。従来のアダプティブクルーズコントロールとアクティブレーンアシストを統合したアダプティブクルーズアシストをはじめ、死角を並走する車両を検出するアウディサイドアシスト、後方から近づく自転車や車両をセンサーで監視するエグジットワーニングなど多数の機能を装備している。

グレード構成は、Q4 e-tronはベース/アドバンスド/Sラインの3タイプ、Q4スポーツバックe-tronは、アドバンスド/Sラインの2タイプの設定となっており、両モデルともにアドバンスドは、フロントグリルのカラーがヘクラグレーとなり、マトリクスLEDヘッドライトや19インチアルミホイールを装備。一方、Sラインではグリルがプラチナムグレーとクロームパーツを組み合わせたものとなり、フロントバンパーやサイドシル上部にセレナイトシルバーのカラーリングが施される。さらに20インチアルミホイールを装着し、よりスポーティさを強調している。

車両本体価格はQ4 e-tronベースが5,990,000円、アドバンスドが6,620,000円、Sラインが6,890,000円。Q4スポーツバックe-tronアドバンスドが6,880,000円、Sラインが7,160,000円となっている(いずれも税込)。

公式サイト:https://www.audi.co.jp/jp/web/ja/models/tron/audi_q4-e-tron.html

CARSMEET web編集部

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