ベントレー、モントレー・カーウィークで新型スーパースポーツや歴史的名車を披露
ベントレーモーターズは2026年8月21日、米国で開催された「モントレー・カーウィーク」において、多彩なモデルを披露してプログラムを締めくくったことを発表した。鮮烈なカラーリングを採用した新型「スーパースポーツ」や、ペブルビーチで展示された「ベンテイガXコンセプト」、そして100年の時を経て初めて米国に足を踏み入れた1926年製の名車「スモーキー」など、新旧の魅力あふれるラインナップが会場の話題をさらった。
【画像10枚】最新のベンテイガXコンセプトから100年前の「スモーキー」まで。ベントレーの特別展示を見る
鮮烈なグラデーションが目を引く新型スーパースポーツ
モントレー・カーウィークの期間中、ベントレーのプログラムにおいて大きな注目を集めたのが新型スーパースポーツである。このモデルには、ブラッククリスタルからドラゴンレッドIIへと車幅全体にかけて徐々に色が変化していく、非常に印象的で驚異的な「ドラゴン」と呼ばれる特別な塗装が施されていた。
この特別な装いを纏った新型スーパースポーツは、「スタツィオーネ・レモータ」や「ザ・クエイル、ア・モータースポーツ・ギャザリング」といった期間中の主要なイベント会場に姿を見せた。その圧倒的な存在感と美しさは、イベントを通じて集まった多くの自動車ファンを魅了した。
最新コンセプトと100年の歴史を持つ名車の共演
ベントレーの展示は、最新の市販モデルにとどまらない。世界的な名車が集う「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」のコンセプト・ローンでは、新たな提案となる「ベンテイガXコンセプト」が公開され、ブランドの未来を垣間見せる貴重な機会となった。
その一方で、ベントレーの豊かな歴史を象徴する出来事もあった。1926年製のベントレー スーパースポーツ、通称「スモーキー」が展示されたのだ。この歴史的価値の高いモデルが米国を訪れるのは、誕生から100年という長い歴史のなかで今回が初めてのことである。なお、現地でのこれらの盛り上がりを収めたプログラムの動画も公開されており、その熱気を確かめることができる。
伝統と革新を融合させるベントレーのクルマづくり
1919年にW.O.ベントレーによって設立されて以来、ベントレーは英国のクルーを拠点に、最高級の素材と熟練の職人技によるクルマづくりを続けている。現在も、コンチネンタルGTやコンチネンタルGTコンバーチブル、フライングスパー、ベンテイガ、ベンテイガEWBという5つのビスポークモデルが、4000名を超える情熱的な従業員たちによって手作業で組み立てられている。
同社は、ささやかな始まりから現在に至るまで、ラグジュアリーとパフォーマンスの両方を絶え間なく追求し続けてきた。近年では、新しいテクノロジーや素材、燃料などを積極的に取り入れ、持続可能な方法で最高レベルのラグジュアリーモビリティを実現するという、進歩的な未来に向けた取り組みを強力に推し進めている。
【ル・ボラン編集部より】
ベントレーがモントレーに持ち込んだ最新の「スーパースポーツ」と、100年前の名車「スモーキー」。この並びは単なる新旧の顔見世ではない。W.O.ベントレーの時代から根付く「野性的なパフォーマンス」と「英国貴族の洗練」という相反する要素の共存が、一世紀を経ても決してブレていないことの証明だ。100年の時を跨いでスーパースポーツの精神が受け継がれる事実に、ブランドの強固な美学を見る思いである。最先端の技術を纏いつつも、本質的なドライバーズカーとしての熱量は何一つ変わっていないのだ。
【画像10枚】最新のベンテイガXコンセプトから100年前の「スモーキー」まで。ベントレーの特別展示を見る












