100万円でドロ沼に陥る!?

ブレーキ固着中、それでも三菱ミニカが欲しい方へ!【旧車ビギナーは要注意!100万円でドロ沼に陥る!?】

カー・マガジン編集部員がこれは!と思った趣味グルマを紹介する『100万円でドロ沼に陥る!? 』。今回は360cc時代の軽自動車を紹介します。三菱ミニカはノッチバックスタイルでFRを採用するなど独自性が光る1台です。

三菱ミニカとは?

三菱初の軽乗用車であるミニカは、先に登場した軽ライトバン三菱360のコンポーネンツを流用する。フロントに変更はないがノッチバックスタイルのリアセクションは新規にデザインされた。写真は1969年のフルモデル・チェンジでハッチバックとなったミニカ70。

「旧いクルマに慣れた人か、”挑戦する”といった気持ちで購入を検討していただくといいかもしれません」と話すのは、今回取り上げた初代三菱ミニカを販売するガッティーナの酒井悦郎さん。前回紹介したエヌコロと同じく、ミニカもガッティーナにストックされている車両だ。同社のHPから販売車両を覗いていただくとお分かりのように、酒井さんのお眼鏡にかなった濃い目のラインナップが揃う。そんな酒井さんが”挑戦する気持ちで”と話すのは、このミニカがばっちりと仕上がった個体ではなく、手を入れる必要のある個所があるためだ。

<ディテールが生産年を物語る>デビュー当初は丸形のヘッドライトであったが、マイナーチェンジを機に角型のヘッドライトリングが備わる。後ろヒンジのドアやテールフィン形状のリア周りなど、ミニカが誕生した’60年代の流行を取り入れたスタイリングだ。

とはいっても、それは致命的なダメージを指すわけではなく、フェンダーミラーの欠品やブレーキの固着が挙げられる。国産旧車のご多聞に漏れず、クラブなどでパーツのあたりがついているなら話は別だが、純正部品はなかなか手に入りづらいようでオリジナル至上主義となると、なかなか苦労しそうだ。
エンジンは空冷2気筒で構造こそシンプルだが、整備前のためすんなりと行くこともあれば逆のケースも……。

<加飾とは逆をいくシンプルさが好印象>空冷モデルのため水温計が備わらないとしても、インストルメントパネルは一見するとなにか足りないのでは? と思ってしまうほどシンプル。しかし、必要な情報は全て表示される。スピードメーターのスケールは100km/h。

Text:中本健二/Photo:澤田和久/カー・マガジン467号(2017年5月号)より転載
CAR MAGAZINE編集部

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