販売は中国をはじめとするアジア諸国
日産は新中期計画「Nissan M.O.V.E to 2022」において、LCV事業における新型車第一号となるフレームSUV「テラ」を、この春中国で初公開すると発表した。その詳細な内容については、4月に発表予定とのことだ。
日産の小型商用車(LCV)には、ピックアップトラック、バン、小型トラックがあり、フレームSUVと合わせると、2017年のグローバル販売台数は前年比7%増の907,929台を記録。世界で販売する日産車の6台の内1台を占めたことになる。
それだけに、LCV事業の成長は中期計画の目標達成には必要不可欠。そのポテンシャルを最大限に引き出すべく、2022年までにLCVとフレームSUVの販売台数を40%増やすと同時に、ピックアップトラックおよびフレームSUVでグローバルリーダーとなることを目指すとしている。
日産LCV事業担当のアライアンスSVPであるアシュワニ グプタ氏は、「新型テラのお披露目が、間もなく中国で行われます。この実用的かつ頑丈な本格的フレームSUVは、日産のLCVの「どこにでも行ける(Go Anywhere)」を体現しています。テラは、今春より中国を皮切りに、アジア各国で発売する予定です」と述べた。
また、グプタ氏は「日産のLCV事業は着実に成長しています。日産の意欲的な中期計画と、ますます拡大する商品ラインアップにより、私達はこの成長の継続を確信しており、同時にとてもわくわくしています。テラが間もなく発売され、数々の賞を受賞したナバラは、現在世界133の市場で販売されており、世界中でますます多くのお客様が日産のLCVを購入されています」と語っている。