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日産が福島県でカーシェアリングサービスの運用を開始

実証事業として2019年3月31日まで実施

日産自動車は12月18日、福島県の浜通り地域においてカーシェアリングサービスである「NISSAN e-シェアモビ」の運用を開始した。

これは一般財団法人である福島イノベーション・コースト構想推進機構の「福島イノベ交通ネットワーク実証事業業務」のプロジェクト、「はまモビ」の受託にともない実証事業として2019年3月31日までの期間で実施されるもの。

福島イノベ―ション・コースト構想(以下、福島イノベ構想)は、東日本大震災および原子力災害によって失われた浜通り地域の復興・再生、新たな産業基盤の構築を目指して取り組まれている国家プロジェクト。

この浜通り地域には、いまなお公共の交通インフラが不十分な場所が存在しており、今回の実証事業は、福島イノベ構想に関連する施設・拠点間や常磐線不通区間を結ぶ新しい交通ネットワークを形成するとともに、地域産業の集積と交流人口の拡大・推進を目的として実施される。また、本実証事業を通じて福島県でのカーシェアリングの導入効果や事業採算性、今後の持続的な実現に向けた課題と対策を整理し、福島イノベ構想へ提案する。

使用される車種は、先進・安全装備を搭載した「日産リーフ」。ステーションは、浪江駅での開設を皮切りに浜通りを通る常磐線の主要な駅に順次拡大していく予定だ。福島イノベ構想に関連する施設・拠点間の移動はもちろんのこと、浜通り地域に訪れた人の移動手段としても便利に利用できる。

<e-シェアモビ 浜通り専用サイトURL>
https://e-sharemobi.com/hamamobi/

※実証実験期間中は、利用時間に応じての時間課金料金システムを採用。入会金、月額料金は無料。NISSAN e-シェアモビ会員は、そのまま利用できる。

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