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アストンマーティンが「DBX」の雪上テストを公開

スウェーデンの氷雪上で仕上がり具合をチェック

アストンマーティンはこのほど、現在開発を進めている同ブランド初のSUV「アストンアーティンDBX」のプロトタイプによるウインターテストの模様を公開した。

テストの舞台はスウェーデン。北極圏にほど近い、ピレリのテストコースだ。一面が雪で覆われたこのテストコースで、DBXのハンドリング性能のチェックが行なわれた。

同社でチーフエンジニアを務めるマット・ベッカー氏は、次のようにコメントを発表している。
「アストンマーティンDBXは、さまざまな地形の路面に対応する必要があるため、日常的な状況でのテストだけでなく、この場所のような極端な条件でテストする必要があります。寒冷地という気候条件、そして氷雪上という路面でテストすることで、パワートレインをはじめとする各機関系の仕上がり具合を確認しました。DBXはアストンマーティンを新たな分野へと駆り立てるモデルです。我々開発チームは、厳しいテストスケジュールを通して質の高いラグジュアリーSUVを開発するという課題を克服しているところです。お客様が期待するもの以上のクルマを提供できると確信しています」

DBSは2019年半ばより英国セント・アサン工場で試作車を製造し、その後2020年に量産が始まる予定。先に開催されたジュネーブ・モーターショーでは同社のラグジュアリーEVブランド「ラゴンダ」から、「ラゴンダ・オールテレイン・コンセプト(量産型は2022年に生産予定)」を発表したアストンマーティン。2020年からは、いよいよ同社のSUV攻勢がはじまる。

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