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ジープ・ラングラー「JL-2A」登場。最新ルビコンと1945年の実用主義が交差する特別仕様車

ジープ、民間用モデルの原点に回帰した特別仕様車「2027年型ラングラーJL-2A」を発表

ステランティスのジープブランドは2026年9月12日、2027年モデルの新型「ラングラーJL-2A」を北米で発表した。このモデルは、同ブランドが展開する連続企画の第11弾として登場し、民間向けに特別設計された初のジープである「ウィリスCJ-2A」への敬意を込めた特別仕様車である。ラングラー・ルビコンをベースに、卓越した悪路走破性と初代モデルを彷彿とさせる伝統的なデザインが見事に融合されている。

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民間用ジープの歴史と伝統を現代へ継承

1945年7月に誕生したウィリスCJ-2Aは、軍用車両の技術を一般社会の生活へと適応させた、民間用ジープの原点である。オハイオ州の工場で生産されたこの車両は、農場や産業の現場で優れた実用性を発揮し、現在のジープの象徴とも言える7スロットグリルを備えていた。戦後の働く車として活躍した当時の大胆な色彩感覚が、今回の新型モデルに直接的なインスピレーションを与えている。

ジープブランドが展開する一年間の連続企画において、第11弾を飾るのがこのモデルである。初代モデルがアメリカ社会で新たな役割を見出した歴史的な瞬間を、80年以上の時を経て現代に蘇らせた。長年培われてきた四輪駆動のリーダーシップを受け継ぎながら、次世代の冒険を支える性能と自由な精神を体現している。

当時の面影を色濃く反映した専用エクステリア

外観は、1945年当時の力強い色彩と特徴的なデザインを、現代のラングラーの解釈で再構築している。ボディカラーには、初代モデルの塗装色にヒントを得た「ゴビ」が2ドアモデルに、そして「’41」が4ドアモデルに設定された。足元には、オリジナルの赤いホイールを想起させる専用の17インチレトロホイールが装着され、本格的な33インチのオールテレーンタイヤと組み合わされている。

さらに、車体と同色で統一されたフェンダーや3分割式のハードトップを採用することで、全体的に洗練されたまとまりのある外観に仕上がっている。フロントとリアに配置されたオレンジ色の牽引フックは、鮮やかな差し色としてジープらしさを強調している。また、ブランドの顔である7スロットグリルには、ダークメタリックグレーのアクセントが施され、現代的な表情も併せ持っている。

上質な素材と歴史的意匠が交差するインテリア

室内空間は、ラングラー初となる専用の素材と配色の組み合わせを採用し、初代モデルのルーツを深く感じさせる仕上がりとなっている。シートやインパネ周辺には上質なタンカラーのレザーが使用され、車内に温かみと高級感をもたらしている。対照的に、ドアパネルやセンターコンソールには深みのあるブラウンが配され、落ち着いた印象を与えている。そこに、外装と呼応する色鮮やかなオレンジ色のステッチが全体に施され、視覚的なアクセントを生み出している。

細部の装飾にも、歴史への深い敬意が込められている。シフトノブや空調の吹き出し口には、伝統のグリルデザインや初代モデルのシルエットが描かれている。さらに、荷室のリアゲートに設置された専用プレートは、当時のダッシュボードにあったデータプレートの意匠を再現したものである。そこには農場や工場の風景が描かれており、この車両がかつて農業や産業を支えていたという本来の使命を物語っている。

利便性を高める充実の装備と設定価格

装備面では、日常の使い勝手を向上させる機能が標準で用意されている。遠隔でエンジンを始動できるリモートスタート機能をはじめ、自動で眩しさを抑えるルームミラーやガレージドアの開閉スイッチなどが組み込まれている。また、前方を確認できるトレイルカメラには洗浄用のウォッシャー機能も備わっており、オフロード走行時の視界確保に配慮されている。

2027年型ジープ・ラングラーJL-2Aは、同年10月より注文の受け付けが開始される予定である。本モデルは「ルビコン」をベースとした特別仕様パッケージとして設定され、パッケージの価格は4995ドル(約76万円)となっている。同等のオプションを個別に装備した標準のルビコンと比較し、わずか115ドルの追加でこの歴史的な特別装備一式を手に入れることができる。

【ル・ボラン編集部より】

ラングラーの進化は著しい。最新のパワートレインや快適装備を纏うほどに、都市部での洗練度は増している。だが、本作「JL-2A」が示すのは、単なるノスタルジーへの逃避ではない。泥臭い農作業や軍用のルーツへとあえて回帰することで、最新鋭のコンポーネントがもつ高い信頼性と堅牢な基本骨格の真の価値を再定義しているのだ。洗練を極めつつも、原点のタフネスを誇りにする。その揺るぎない歴史的アンカーこそが、ジープというブランドを孤高の存在に仕立て上げている。

【画像13枚】戦後の面影を残すゴビカラー。原点回帰を果たした特別仕様車「ラングラーJL-2A」の姿を見る

※この記事は、一部でAI(人工知能)を資料の翻訳・整理、および作文の補助として活用し、当編集部が独自の視点と経験に基づき加筆・修正したものです。最終的な編集責任は当編集部にあります。
Photo: Stellantis
LE VOLANT web編集部

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