未来のEVスポーツを提示
8月24日、日産はインフィニティのコンセプトカー、「プロトタイプ10」を、米国カリフォルニア州モントレーで開催したイベント、ペブルビーチ・コンクールデレガンスにて公開した。
このモデルは、電動パワートレインによるドライビングプレジャーと刺激的なパフォーマンスをもたらすインフィニティブランドのビジョンを形にしたもので、スピードスターのスタイルをまとう。
クラシックなスピードスターのレーシングヘリテージから着想を得て、クールで先鋭的なデザインを採用。コンセプトは、インフィニティ「Qインスピレーション」で取り入れられた新しいフォームランゲージを進化させたもので、将来のインフィニティブランドのデザインへのヒントを示す。なお、インフィニティは2021年以降のすべての新型車に電動パワートレインの搭載を予定している。
インフィニティのエグゼクティブデザインディレクターであるカリム・ハビブは、次のようにコメントしている。
「プロトタイプ10は、シングルシーターの高出力レーシングカーが人気を集めた時代に最も刺激的とされたいくつかのモデルのレイアウトを参考にデザインしました。このコンセプトカーは運転することがクルマの喜びのすべてだった、おおらかな時代からインスピレーションを得ていますが、フォルムや細部を含めたすべては電動化車両の未来のドライビングプレジャーとパフォーマンスの表現を提案しています」